2013年 明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い致します。
実は、あまりにもマイペースな更新でまだ2012年の3月分までしか書いてないのです。
うーむ、困った困った。(^-^)>

「いつやるのか?」と聞かれたら、「今でしょう!」と東進の先生なら答えるところでしょうが、
「2012年のNo,1は?」と聞かれたら、「ココでしょう」と答えます。

ただ、No,1の基準はそれぞれ。

「エンターテインメント」 「劇場型」 ・・・そんな形容詞が似合うラーメン店No,1。

長岡の夜のデカ盛りラーメン番長 「中華 大吉」さんの噂は予々聞いてはおりましたが、なにせ24時から開店と言う変わったお店ですので、なかなかひとりでシラフで「アムロ 行きます!」と言いながら行くには忍びない感じでしたので、23時に練習が終わる日、バンド仲間にその話をすると「それ!面白そう!乗った!」と、「じゃー、俺が呑まずに運転手するわ!」と豚々・・いえ、とんとん拍子に「中華大吉大作戦」が決行されることになったのが、2012年の4月。

深夜24時開店。・・・警察24時みたいでカッコイイす。

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しかし、常にシャッターは閉まり、看板には明かりが灯りませんが、この状態で「絶賛営業中」です。
恐らく、人生は「諦めてはいけない!」と言う教えを体現してるのではないかと思われます。

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↑鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス。 閉まってるなら開けてみよう。

・・・今は無き、白根の「さくら食堂」も看板なし、鍵が掛かってるが絶賛営業中を彷彿させますが、さすがにシャッターが閉まってるとなると、相当な根性がないと出来ない引きこもりラーメン店かと思いきや、店内はカウンターのみ10人も入ると満席状態で、明るい、明るい。

とにかく、「麺を大量に食べさすこと」を使命と思い込んでいる店主が、事あるごとに「麺を盛りたがります。」
「チャーシューメン ひとつ!」なんて頼もうならば、「え?チャー10麺? 10玉?」
「いや、いや、いや、いや・・・」 みたいな駆け引きが延々と繰り返されます。

大吉非公式ルールブックによりますと、店主が入ってきたお客さんの体格を見て麺の量が決まるとされています。
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ジャーン!! 冷やしラーメン・チャーシューメン・ラーメンの図

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普通盛りで麺2玉くらいあります。

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つけ麺は3玉?4玉? だいたい、スープが普通のラーメン丼に並々ってのがすでにオカシイ。

とにかく、豪快と言いますか、アバウトと言いますか、気持ちの良いフランク・ザッパも吃驚の大雑把さ。 
ルービーを頼むと、お通しが、ひとりメンマひと握り! 皿にドーン!と盛られて出てきます。

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↑餃子1人前の図(笑) このお店で「一人前って何個なんですか?」と聞くことを「愚問」と呼ぶ。

餃子1人前は、だいたい20~30個! 四捨五入すると30個より。
しかーし!この餃子がうまし! デカデカのシューマイもGoooooOOO!!(お土産も出来ます。)

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一応、普通盛りと大盛りと言うカテゴリーは存在するようですが、「そんなの関係ねー! そんなの関係ねー!」とばかりに、麺を食わせたくて、食わせたくて仕方がないのですから、「普通盛り」ってもひとそれぞれ。
言えるのは普通のお店では1.5玉が大盛りで2玉だと特盛りと呼ぶことが多いようですが、このお店では2玉くらいが普通盛りな感じです。大盛りと言うと3玉以上な感じ。

さらに、私のような超級クラスの体型の人には「普通盛り」って頼んでいるにも関わらず、5~6玉の超大盛りが出てくることがあります。

そうなると、陶磁器のドンブリでは収まらず、調理に使う銀色のボウル・・・「銀ボウル」で提供されます。
大吉公式ルールブックによりますと、これが「ギンボ」です。
私は3回目に行った時に、「全く頼んでないにも関わらず」初めて提供していただきました。

「見よ!これが!噂のギンボっちゅーやつや========!!!!!!!」(何故か、関西弁)

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↑選ばれし者にしか提供されることのない「ギンボ」 真剣勝負なのだ。

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↑ギンギラギンにさりげなく~ さりげなく~ 完食~!!しました。

何より面白トーク炸裂の店主&アルバイトの楽しいやりとり、会話のキャッチボールが一番のごちそうなのであります。

世の中に面白いお店があるものですね。肝心のラーメンの味も結構美味いので食べきることができました。
味はジンジャーの効いた長岡生姜系の黒くない感じ・・・とでも言えばいいでしょうか?美味しいです。

こればかりは、行って経験していただかないと、その面白さは伝わらないのが残念です。
是非とも夜の殿町へ出向く機会がありましたら、一度寄っていただきたいお店No,1です。

ごちそうさまでした。

2013年もよろしくお願いいたします。