イメージ 1

「カツ丼」がお気に入りの五十嵐食堂ですが、
チャーハンを頼んだ時に、紙ナフキンに包まれた銀メッキのスプーンを見て、
もしや?昔懐かしのカレーライスなのではないか?という予感があって、
年明けのチャレンジグと相成りましたが・・・。

この日も大雪DAYでありまして、国8が除雪されたのは良いのですが、
歩道から食堂の駐車場に入るところには、ガッチリ雪の山が取り残されていました。

「えーい! いてまえ!」

と、勢いをつけて食堂の駐車場に突っ込んだのですが、
まさに・・・当たって砕けろ!で砕けました。
お腹が減ってる時には尚更ですが、冷静な判断ができない性分が災いの元凶でした。

車のお腹が雪の山にのっかり、前も後ろもどうにもブルドッグ・・ワン。
亀になるって奴ですね・・カ~メ~ ハ~メ~ 波~~~~~~!!!

もちろん、カメハメ波も利かず、ましてや、ドラゴンボールも七つ揃わず・・・
絶体絶命のピンチの時・・・
それを見かねた店主が、寒いのに割烹着姿でスコップを持って助けに来てくれました。
まさに・・・改心したピッコロのようでした。(笑)
(店主は坊主頭にトンガリ眼鏡なのです・・・もち顔色はミドリ色ではないです。)

数十分格闘の末、結構、堀り出してなんとか無事救出成功。

何度もお礼を言いながら、ようやくお店にIN。カレーライス(大)をオーダー。

・・・予感は当たっていました。

今の食堂だと、缶詰になった業務用のカレーで済ませてるお店がほとんどですが、
ちゃんと、小麦粉とカレー粉で作った手作りの昔ながらなカレーライスのようでした。

(最近、レトルトになって新潟土産で空港や駅でも買えるようですが・・・)
万代のバスセンターのカレーにこそ敵いませんが、結構いい線行ってるように思えるくらい、
なんとも素朴な手作り~なカレーが、大雪の冷たさを一気に暖かくしてくれました。

スープはワカメスープで、福神漬けもいい感じ。
紙のナフキンに包まれたスプーンも当然健在。

「うまし!」

・・・と言う程ではないのですが、
なんだかジーンと心に染みる優しい昭和のカレーライスでした。

雪の救出劇のお礼共々・・・

ごちそうさまでした。